2010年8月9日月曜日

コンビニから医院へ

昔個人商店がチェーン店に変わっていった。今はコンビニなどの跡地に医院や歯科医院ができている。これはどうしてだろう。豊中だけの現象なのだろうか。チェーン店は基本的に個人事業である。下位のチェーンでは本部との契約(1年)が更新されないことが多い。医院よりも経営が厳しいからかもしれない。

コンビニなどは基本的に個人事業者がチェーン本部とフランチャイズ契約(契約期間1年)を結んで商売する。たとえばセブンイレブンの商標(7とELEVENの組み合わせ)の使用許諾を受けて商売するのである。業態毎の契約内容は「ザ・フランチャイズ」というサイトに公表されている。http://frn.jfa-fc.or.jp/ 

業界下位のチェーンは、上位のチェーンに比べると、このフランチャイズ契約が解約されたり更新されなかったりする率がはるかに大きい。おもしろいことに、上記サイトに公表された契約内容の説明は、上位のチェーンほどわかりやすくごまかさないで書かれているような印象を受ける。

わかりやすさは、情報過多で複雑な社会で事業の成否を占う鍵となりうる。もちろん、単調な「いらっしゃいませ。こんにちは」を連発するコンビニは、チェーン本部の鈍さを象徴しているともいえるのだが。

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