企業出身の人が大学で教えるケースが増えているが、うまくいっているものは少ない。大阪大学の木川田一榮教授は例外である。木川田教授は富士ゼロックスでリーダーシップ養成や色々な研修の企画に携わってこられたプロであるからかも知れない。
木川田教授の挑戦は、従来の講義型の「教える」授業にある。教える授業は、本来は主体性を持っている学生達を受け身とさせてきたのではないかという。木川田教授によるワークショップ型「考える」授業は、受講者に授業後も授業外でも主体的に色々なことにチャレンジする勇気を与えている。大学だけだともったいないので、以下に模擬授業の予告を掲載して共有したい。
●~ 若い知を育むワークショップ型「考える」模擬授業 ~●
大阪大学リーダーシップ教育研究会主催
今回は学生に人気の木川田ワークショップを再現し、「阪大スタイル」の魅力的な講義のあり方や創意工夫を、学生・教職員と共に考えて、参加者全員の実践につなげる契機としたいと思います。
ぜひワークショップにご参加され模擬授業を見学いただき、今後の阪大の授業のあり方について学生を交えて意見交換をしたいと存じます。
お申込は下記まで。
GLP事務局
glp@osipp.osaka-u.ac.jp
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■日時:10月27日(水)4限・5限(14:40~16:10、16:20~17:50)
■場所:大学教育実践センター
スチューデントコモンズ1階 開放型セミナー室
■講師:大学教育実践センター キャリア教育支援部門教授 木川田一榮
■内容 4時限と5時限を利用して、休憩をはさんで連続二部編成で行います。
第Ⅰ部では、講師は、参加学生たちが、ワークショップによる共に「学びあう」知識創造の楽しさを即興的に体験できるように、水先案内役を果たしながら授業を進めます。
一方、教職員のみなさんには、実況中継的に「今やっていること」の意味や意図などについての解説をしながら、二役を演じながら同時進行していきたいと思います。
第Ⅱ部では、学生・教職員のみなさんを含めて、ワークショップ型「考える」授業から得た示唆や気付きについて、参加学生・教職員のそれぞれの立場から、意見交換・アイデア提案や質疑応答などを行う予定です。
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